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お金とクレジットカードと金沢

人はいきなり親になるのではなく、子育ての中で学びながら親として成長していくのだ

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補足 写真はオモチャと眠る息子

 

子供ってのは不思議な心を持っていて、ケンカして落ち込んだ後でも、ちょっと時間が経てばケンカしたことを水に流したように仲良く遊びだす。

 

今日はお兄ちゃんが弟にプラレールで頭を殴られまして。気づいた嫁くんが弟に注意したけど兄の方は体育座りしてずっと落ち込んでました。

 

殴り返すでもなく、あれは耐えてる。

頭の痛みだけでなく、心の痛みを耐えてる。

 

泣くのをこらえ、グッとこらえ、その姿に親は心を打たれる。

さてどうしよう?

 

兄は泣きわめく弟とは違い、よく辛い気持ちを我慢する傾向にある。うちの家庭ではそうなのだ。

見かねて息子を呼び抱っこする。

 

隊長「どう?元気してる?」

息子(兄)「元気してないよ」

 

さて困った。。。

 

そうだ、今嫁くんがお風呂に入ってるから一緒に入ってもらおう。今日は兄弟別々で入ってもらおう。

そして先日オモチャ屋さんで買ったアンパンマンの入浴剤を入れよう。

この子が大好きなアンパンマン入浴剤、丸い玉が溶けると中からキャラクターが出てくるんだ。

 

びっくら?たまご アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険!編

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余談だがAmazonの業者にも詐欺師のような輩がおり、こんな入浴剤一個で5千円というデタラメな事をしてくる悪徳業者もいる。騙されないよう口コミをしっかり見る事が大切だ。

 

 

数分後、風呂から上がった息子の体を拭く。

よかった、落ち込んでた気分は晴れたみたいだ。

入浴剤が楽しかったのだろう、お風呂から明るい声が聞こえていたからもう大丈夫だ。

 

息子が辛い気持ちに耐えてる姿は見てる方も辛い。

どうにか気持ちを発散させてあげれば良いんだけど、泣くのを我慢してる心を崩壊させそうで、どう手出しすれば良いのかわからない。

心を解放させ泣かせれば良いのか、プライド傷つけないよう涙をこらえさせたまま甘やかせばいいのか。僕は後者を選ぶ、正解かはわからないけど。

 

お風呂から上がった息子は弟と遊びだした。

さっきまでの落ち込んだ表情を見せず、何事もなかったように遊んでいる。

これが大人だったらどうだろうか?

いや、小学生でもどうだろう?

ケンカを引きずり、仲直りできないはず。

なのにこの子達はすぐに仲直りする。

これは大人では絶対無理な、気持ちに素直な子供だからなさる技なのだ。

 

子供は素直に笑ってくれる。

遠慮ではなく、目を漫画のようにニッコリさせ笑ってくる。

息子はハンサムではないけど愛嬌はすごい、ニコニコの顔は本当に最高レベルの破壊力で大人を射抜く。

 

でもあの時の辛そうな表情は親の心に残り続ける。

我慢してばかりのこの子を少しは喜ばせてあげたい。そんな気持ちからいつもオモチャ屋へと行ってしまう。

ブログでもらった収益だ、好きなものを買って喜ばせたい。

 

こうして狭いアパートにまたアンパンマンのオモチャが増えるのだ。僕が反省した時や、子供が落ち込んだ時、ついオモチャを買ってしまうんだ。

今日はイオンで絵本を数冊買ってきた。

嫁くんから3500円と聞いて目玉が飛び出たけど、読むよ。新しい電車の絵本、読んであげよう。

 

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補足 兄はトミカと眠る

 

そろそろ4歳になるお兄ちゃん、喋りかけてくるけどこちらの反応がないとこう言うんだ。

「ちゃんと喋ってよ」

 

すまん、ついスマホ触ってると返事が適当になってしまう。いかんね、スマホは置いとかないと。

こうして僕と話したがるなんて、人生で考えればほんの一瞬、きっと今くらいなんだろう。

そんな短い時間なのにずっと子育てしてると気づけない。勝手に成長するもんだと思って、子供の反応をないがしろにしてしまう。

いかん、ダメだダメだ、向き合って話さないと。

 

こうした反省からまた申し訳ない気持ちになって、オモチャ屋でつい買ってしまうのだ。

反省のたびにオモチャが増える。

でもそのオモチャを見るたびに戒めを思い出し、失敗を繰り返さないよう身をただす。

ブログで得た収益だ、そんな使い方でも許されるだろう。

 

そんなわけで我が家はオモチャがたくさん。

Amazonの安値で買うのもいいけど、オモチャ屋で選ぶ楽しみも味合わせたい。

数百円高いのは子供のウキウキワクワクの対価だ。

「なんでも買ってやるから好きなもの選べ」

アンパンマン、高いよアンパンマン。

PV(アクセス数)が激減してる僕にはもう高嶺の花ではあるけど、欲しがる限りはアンパンマンを買っていきたい。

 

ブログ、消さないぞ!

たい焼き親子にはまだまだ頑張ってもらわなきゃ。


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